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映像と音楽のシンフォニー

エンドオブライフケア学会の初日最後のプログラム「映像と音楽のシンフォニー」。

思えば、かりそめにも、学術集会のメインプログラムに「映像と音楽のシンフォニー」を持ってきてくれたのは、大会長のN先生の想いがあったからだね。

 

エンドオブライフケアが、人が終末期をめぐる生き方についてを考え・話す「ことばの支援」を大事にしていくのであれば、

そうしたことばをさらにその下から支えることば以外のものへの支援も必要なのだろう。

それに、映像や音楽が関わっているという、直観があるのだね。

 

これは、刑務所の受刑者支援で「自己肯定感回復プログラム」をやっていたときに、ずっと就労支援カウンセラーのKさんが言っていたこともであった。

 

今回のメンバー。

ヴァイオリン、渡邉賢治。

賢治先生は、ALS看護を専門とする看護師兼ヴァイオリニスト。

映像、君塚怜。

おなじみ、とんかつ屋兼映像作家。

そしてピアノ、高橋在也。

ぼくは、何者なのだろうね?何ものか兼ピアニストなのだろうね。

 

1曲目は、

賢治先生のヴァイオリン、君塚さんの映像での「森」。

美しいというか、ヴァイオリンと映像によって、なにか心の森のようなものに誘われる感じあります。。。

2曲目は、「ああ空遠く」。

おなじみ(?)の、ひいおじいさんの詩の曲。

 

ああ空遠くながれ去る河のごときものあり

水をかすめつつ飛びゆく鳥のごときものあり

3曲目は、「幻の海」。

誰の心の中にも広がっているかもしれない、幻の海。

その海のなかのうねりの色、闇の深さ、

しかし光を確かに求めているその強さ、

一見見えないものだけど、

心のなかにそんな海が広がっているかもしれません。

そして「クロージングテーマ」です。

この曲と「森」は、君塚さんの映像。

ほんとは、君塚さんが直接会場に来てくれて、リアルタイムに(演奏者と息をあわせて!)映像をつくってもらう予定だった。また次回だね。

 

最後に、おまけ(?)

「映像と音楽のシンフォニー」のコンセプトらしきものをしゃべっているところ。

 

・・・これからのエンドオブライフケアやACP(終末期をめぐる対話や話し合い)で大事なのは、

空間をつなぐこと、時間をつなぐこと、そして世代をこえてつなぐこと、

そういう話が(学会のシンポジウムで)あったと思います。

どうやって空間や時間や世代をつなぐか、

そのひとつに音や映像があるのかもしれません。

音や映像は、なにかしかの昔の記憶を呼び起こす。

映像の河は、全然みたことのない河のはずなのに、

どこか自分が行ったことがあるような河のような記憶がします。

・・・

 

これって、完全にその場の流れで話しているんですよね。

まったく、感覚的な人間なのかもしれませんね。