コンサート予定


【お知らせ:ピアノコンサート「ミニ音の文(おとのあや)」と萩原朔美氏との対談】


7年ぶりに、前橋でミニ・ピアノコンサートを行えることになりました。

昨年延期になった「前橋市文化協会」の40周年記念の一環のイベントです。まだチラシが間に合っていないのですが、お知らせします。


【日時】2023年3月26日(日)

12:30〜13:00←高橋のピアノコンサート

13:50〜14:30←萩原朔美氏との対談


【会場】前橋市民文化会館大ホール(昌賢学園まえばしホール)


【ピアノコンサート『ミニ音の文(おとのあや)』】

今回は、後半のプログラムで、詩人萩原朔太郎の孫にあたる萩原朔美さんとの対談(!)があるのですよね。一方、私は高橋元吉のひ孫ということになりますので、ひ孫・孫対談ということになります。

そこで、今回のコンサートは、朔太郎の詩作品2作、元吉の詩作品2作、この4作品を交互に紹介しながら演奏していこうと思います。

「音の文(おとのあや)」コンサートを聴いて頂いた方にはイメージがつくかと思いますが、詩を読んで、詩の世界観をピアノ曲として仕立てて作曲し、演奏する、というそういう趣旨になっています。

萩原朔太郎と高橋元吉、二人の交流が密にあったことはごく一部(!)ではよく知られていますが、二人の詩世界も一見対照的に見えながら、互いの世界に通ずる小径があるのですよね。そういう感じを再現できるような作品をピックアップする30分にする予定です!(正直、30分では足りないくらいです)


【対談:萩原朔美氏と高橋在也】

後半の対談では、朔太郎と元吉の往復書簡をもとに、朔美さんと対談予定です。

もしかしたら、朔美さんの朗読とピアノの即興のパフォーマンスもあるかも!?


ということで、ピアノで、しゃべりで、前橋の詩人文化について語る1日になりそうです。

是非、皆様ご予定くださいませ!



過去の主なコンサート

「〜絵本と詩とピアノの世界から死を考える・生きるを考える」

ひにち:2019年3月23日(土曜日)13時開場 13:30〜15:30

ところ:東京都新宿区 東京女子医科大学弥生記念講堂

入場料:無料(東京女子医科大学看護学部の市民公開講座です)

 

生命倫理学を専門にする足立智孝氏・家族看護学/愛着理論の池田真理氏とタッグを組んでの企画です。

 

高橋在也: ピアノとお話

足立智孝: お話とワークショップ

池田真理: オーガナイズ

  1. 第1部は、ヨシタケシンスケさんの絵本を題材に足立先生のミニレクチャー&ミニワークショップ「自分の死を考えることで人生を考えてみませんか」、45分くらい。
  2. 第2部は、「死を考える・生きるを考える」をテーマとした詩作品の世界観による、ピアノコンサート。こちらも45分くらい。

「死を考える・生きるを考える」というのは、様々な角度から、これからの社会に大事なテーマになると考えてますが、

ミニレクチャー・ワークショップ・ピアノという組み合わせでできて、ちょっと自分にとっては「夢」のイベント感があります。

 

会場の弥生記念講堂が、とても良いホールで、楽しみであります。

初の東京でのコンサート的な機会ですね。


「Everbook Street〜未知の路(みちのみち)〜」

ひにち:2019年1月27・28日(日曜日・月曜日)10:00〜16:00

ところ:千葉県大多喜町:大多喜ハーブガーデン 

  • 音楽&読み聞かせ『ことりのピチコ』

朗読:どいかや ピアノ:高橋在也

絵本作家どいかやさんの作品『ことりのピチコ』ほかを、

どいさんがリーディング&わたしが音楽を添えて。

  • ピアノコンサート「未知の路〜みちのみち」

ピアノ:高橋在也

本の世界や詩の世界を音楽にして。

ピアノでお届けするコンサートです。

 

会場のアクセスは、以下をどうぞ。

http://herbisland.co.jp/free/access

「Everbook Street」のフェイスブック・イベントページは、以下をどうぞ。

https://www.facebook.com/EverBookStreet/


春を呼ぶコンサート

2018年3月17日(土)

高橋 在也(ピアノ) 

長野県 安曇野市豊科近代美術館

   

曲目:

1、森 2、ああ空遠く(高橋元吉の詩より) 3、記念の石(R.M.リルケの詩より)

4、冬夜(高橋元吉の詩より) 5、いちじくの葉(中原中也の詩より) 

6、永訣の朝(宮沢賢治の詩より)7、ルネサンス(再生、L.ドゥーベルの詩より) 

8、ロマン・ロラン日記1931 9、美しい河(高橋元吉の詩より)

アンコール:心の灯

 

美術館のブログで紹介くださいました。

http://azumino-artline.net/toyoshina/2018/03/post-357.php


思索の灯 高田博厚没後30年記念イベント

 

2017年6月17日(土)

 

妻沼絢子(朗読)、 井村果奈枝(チェロ)

渡邉賢治(ヴァイオリン)、 石原麻伊(絵画)

高橋在也(ピアノ) 

埼玉県東松山市:松山市民活動センター ホール 

 

曲目:

「朗読・弦楽・ピアノによるファンタジー:高田博厚と彼をめぐる詩人・作家たちの文章から」

まほろばに宿る(高橋在也)

ああ空遠く(高橋元吉詩作品より)

幻の海(高橋元吉詩作品より)

人は死んだ者は...(西田幾多郎の文章より)

高村光太郎へ(高田博厚の文章より)

ロマン・ロラン日記(高橋在也)

心の灯(高橋在也)

 

石原麻伊©︎  http://maimai-ishi.com
石原麻伊©︎ http://maimai-ishi.com

「思索の灯」コンセプトアート:

 石原麻伊「まほろばに宿る」(2017年)

 

コンサート「思索の灯」のコンセプトは、

「彫刻家が思索する心のランプにともされる、彼が敬愛した人たちの心」

という、ちょっと不思議なものです。

 

日本画家の石原麻伊さんにお願いして、

このコンセプトを彩る素晴らしい作品を制作いただきました。

 

「まほろば」とは古事記に出てくる古い日本の言葉で、

「とても良い場所」という意味だそうです。


心の灯(こころのひ)

 

2016年3月5日(土)

高橋 在也(ピアノ) 

前橋文学館ホール

 

曲目:

「記念の石」R.M.リルケ『オルフォイスへのソネット』より

「人は死んだ者は...」西田幾多郎『国文学史講話』より

「詩の礫」和合亮一『詩の礫』より

「永訣の朝」宮沢賢治『春と修羅』より

「運命の氷河」高橋元吉『草裡Ⅰ』より

高橋在也『二十四の旅』より

 


音の文(おとのあや)SPECIAL 2

 

2015年9月12日(土)

高橋 在也(ピアノ) 

前橋文学館ホール

 

 曲目:

中原中也『山羊の歌』より「汚れっちまった悲しみに…」「帰郷」

   未発表詩篇より「いちじくの葉」「小川が青く光っているのは」「朝」

高橋元吉『遠望』より「秋」「幻の海」

    『耽視』より「美しい河」

    『草裡Ⅰ』より「ああ空遠く」

伊藤信吉『上州』より「旅」

 


石原麻伊©︎  http://maimai-ishi.com
石原麻伊©︎ http://maimai-ishi.com

言葉と弦

 

2015年7月11日(土)

妻沼 絢子(朗読)、伴 果奈枝(チェロ)、

石原 麻伊(アートワーク)、高橋 在也(ピアノ) 

前橋文学館ホール

 

 曲目:

宮沢賢治「銀河鉄道の夜」・高田博厚『ルオー』による自由朗読音楽

高橋元吉『草裡Ⅱ』より「空じゅう虹」ほか

高橋在也「時の寺院」

伊藤信吉『上州』より「旅」