本を読む · 2021/09/05
 これは、「イサクの物語」関連のテーマのための『創世記』のメモである。  「イサクの物語」のテーマは、(今のところ)一言で言うと「世代をまたぐ暴力」というもので、さらにはおおよそ次のものに関連する。 ・「見る」ことの意味 ・「暴力の波紋」の連鎖 ・親と子の関係性  「Seeing is...

本を読む · 2021/07/17
 哲学者のジャック・デリダは、ある夜夢をみる。  夢の中で年老いた盲者が、自分にのしかかって攻撃してくる。 「無防備な私、私の息子たちに危機が迫る」(ジャック・デリダ『盲者の記憶』p.21)。  ...
本を読む · 2021/07/17
(1)  水の女[1]について、何かをまとめることなどできるのだろうか?  折口信夫の論文「水の女」は、1927年にはじめて世に現れた。折口の文章全般にいえることだが、ほかの彼の文章にもまして、具現化の力というべきか、想像力というべきかが強いのではないかとおもう。...

2021/06/13
美しいものと善いものの関係 美しいものから善いものが生まれるのか 善いものから美しいものが生まれるのか あるいは、そうした問いの立て方がまず違っているのか 悪は善の欠如だというのが、ヨーロッパ思想の考えだという しかし、悪は善の欠如ではない。 そのような消極的形態ではない。 悪は、善の収奪である。 神を善と同一視するというあやまち。...
本を読む · 2021/06/13
愛される人間が、愛する人間の目に映る時には神となる...
時間の一齣 · 2021/06/13
夜 ショパンの夜想曲の流れ 夜想曲の名に相応しい、夜を壊さない流れ 時間 無(ゼロ)から有(イチ)を創り出す時に 流れているもの 昼よりも夜がいっそう「時間」に相応しい それも、少し眠って目が覚めた後の夜、朝の前の夜、あるいは夜明け
本を読む · 2021/06/13
雨が銀の矢のように降り注ぎ 夏の山と森を黒々と沈める 雨に打たれて歩く自分は 息さえもできない こんな自分をも森と雨と共に観るならば 一枚の絵になるのだろう 草枕より After early summer night.
本を読む · 2020/10/24
「私たちが、私たち極北の民が哲学者であるとすれば、私たちは以前の哲学者とは別のものであるように思われる。」(『権力への意志』(上)原佑訳、p.486)...

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