本を読む · 2020/08/30
29 Aug 2020 ジャック・デリダ『盲者の記憶』を読んでいる。  失明した父(トビト)の目を癒す息子(トビヤ)の話(旧約聖書の外典である「トビト書」の話)が題材である。トビトという人は、王様によって禁じられた「葬い」をしたことで、神による「罰」をうけて失明したと考えていた。その失明を、息子が癒した。...

本を読む · 2020/08/23
23 Aug 2020, night 感動的なラスキン。“輝かしく、同時に陰影のある”(これは、小菅優のショパンの練習曲集から受けた印象でもある)。 「…にもかかわらず私たちは、その言葉を一つの美しい歌として読み、その峻厳な警告に対しては耳を塞ぐ。」(失われたフェニキアの都市テュロスについて)...
本を読む · 2020/08/15
15 Aug 2020  『定家明月記私抄』。堀田氏は、戦中にこの本に衝撃的に出会ってから、ときどき読み返している。印象が熟成して、この本は書かれた。読まれる定家のテキストと、読み→書く堀田氏の心情というべきか、が交錯して面白い。...
音楽 · 2020/04/19
 9年前のこと。「スモールデイリーミュージック」という名前で、ツイッターで小さな日常の音楽を自作して、アップしていた。1月に始めて、3月に震災。それまでも危うかった私の「日常」も大きく揺さぶられた。そんな中でもアップを続けて、今コンサートで弾いている曲も生まれたりした。...

2019/06/18
象徴変換─── 象徴変換とは、 言葉と 言葉にならないものが、 その明敏さを損なわずに変換されていくこと。 象徴変換によって いかにたくさんの命が救われることか!
時間の一齣 · 2019/06/18
ルート以来 景色が 純粋な象徴として現れる。

本を読む · 2019/06/16
…にも関わらず人物を描けるのは、 人物を建物のように肯定しているからだ。 建物はなぜ肯定されるかというと 自然だからだ。 自然、建物、人間の順番に自然が入ってくる。 母への不安がかすかに感じられるが、 それでも斜を見上げる人物を、 色彩豊かに描けるのは、 自然からの肯定だ。 (ルート・ブリュック、前期作品について)
音楽 · 2019/05/27
ドイツ、ベルリン。 全然「バッハ」は感じられなかったけど、 ベルリンフィルの音楽の捧げ物は素晴らしかったな。 凝縮された宇宙という感じで、 モダン楽器が、時代の制約を超えて、生き生きしてた。 ベルクは、まあまあ。 聞いたことないくらい甘蕩的な音楽。 ベルクは、内密的だから、ピアノ曲のほうがバランスが取れて聴きやすい。...

時間の一齣 · 2019/05/25
夜の9時は 遅すぎることはない あなたに 心のほとばしりの喜びを 伝えるための薔薇を プレゼントするには。 ここは、五月のベルリン 。 でも、あっというまに、河は 緋色に染まり、 あなたの顔も 私の面影も 急にくすみ始める。 早すぎる翳りに 腕と首を絡ませて 足早に歩き始める 異国の恋人、 わたしは、魔法の庭にいる。

2019/05/17
時に私は委ねる 時そのものの 幅 に いやおうなく迫るなにものかに ある点では、過去を覆い ある点では、過去が開かれるだろう

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